タイドー部ネタ20

■世界大会


自分は一度だけ世界と名のつく大会に出たことがある。

1993年に青森県藤崎市で行われた国際親善大会なのだが

別に強かったから出場できた訳ではなく
あくまでも親善が目的ということで
大会などで青森のタイドー協会と交流があった北大と医療大にも声がかかったようだ。

自分は団体実戦競技に出場したのだが

1回戦の対戦チームは・・・


  USA だった。

ヒィイ!!

当時は緑帯だったが出場資格が初段(黒帯)以上だったので先輩から黒帯を借りて出場した。

大会前夜は他の国の方々と一緒で旅館の大部屋に泊まったのだが


外国人選手はデカイ。180cm以上の人ばかりで布団から足がはみ出していた。


大会当日
日本人選手は和紙でできた日の丸を道着の腕につけて望んだ。
気合入るね。

で、試合が始まり対戦するUSAチームと向き合ったら

オッサン2人
子供2人
ナイスガイ1人だった。

星条旗の鉢巻をして気合が入っているようだ。

自分はオッサンか子供とやりたかったのだが

当時「団実の切り込み隊長」と呼ばれていたので一番手に出たら

ナイスガイが出てきた。

試合が始まったらびびっていられないので果敢に攻めたが
向こうは一切攻めてこない。
こちらが限角で有効を取っても変わらず。

しだいに持ち技がなくなり攻防が止まったまま時間切れ

優勢勝ちした。

なぜ攻めてこなかったかはわからないが
まともに戦ったら負けていただろうね。

結局4-1で弱小チームがUSAに勝ってしまった。

かなり燃えたね。試合はやってみないとわからない。


で、2回戦は福島医大チームに敗れ去ったのだった。

USAより福島のほうが強かった。


試合が終わったらタイドーヲタとして(笑)他の国のタイドーを興味津々と観ていたな。



今思えば夢のような体験だったね。

大会でもらった日の丸は宝物として大事にとってある。